自社のトラックで商品を届け・引き取る会社のための、案件の登録 → 自動配車 → 指示書 → 出発・完了を1つのデータで管理するシステムです。
商品ごとの寸法・段積み・重量から荷台に載るかを計算し、時間指定と現場での作業時間を守って、車両ごとの便(ルート)と訪問順・到着予定を組みます。
組んだあとに発生した急な追加・変更は、既存の便へ自動で差し込み、まとめて組み換えるときも変わる便をできるだけ少なくします。
配車担当が頭の中で行っていた「どの車に・どの順で・何を載せるか」の計算を、システムが行います。
商品ごとに幅・奥行・高さ・重量と、段積みできる段数・重ねたときに増える高さを登録します。 荷台の高さまで段積みした列の床面積と重量で積載を計算し、背の高い商品が荷台の高さに収まるかも確かめます。 便ごとに積付図(どこに何を置くか)を作ります。
→ FLOW 02 で積付図を見ます配車日を開いて「自動配車」をクリックすると、その日の案件を車両ごとの便・訪問順・到着予定に組みます。 時間指定・現場の受入時間・設置と回収の作業時間・現場の車格制限・荷台の床と高さ・最大積載量を守り、 1台で回りきれない分は拠点へ戻って2便目にします。サンプルの1日 52 件は 0.3 秒で組み上がりました。
→ FLOW 01 で1日を組みます配車を組んだあとに案件を登録すると、登録した瞬間に、いちばん無理のない便と位置へ差し込みます。 まとめて直すときは「組み換え」をクリックします。決まっている便はそのまま残し、追加・変更で成り立たなくなった案件だけを載せ直します。 車両の故障で便を中止したときも同じです。
→ FLOW 03 で追加・変更を反映します1行 = 車両1台、横軸 = 6〜20 時。四角 = 現場での作業(丸数字 = 訪問順。青 = 搬入・橙 = 回収)、細い線 = 拠点を出てから戻るまで、斜線 = 点検などで使えない車両。 1台に2つ目の便があるときは、線がいったん切れて拠点へ戻ります。四角にマウスを載せると、到着予定・作業時間・待ち時間が表示されます。
青は人が操作するところ・橙の点線はシステムが自動で行うところです。案件のステータスは便の状態から自動で進みます。
本システムが標準で備えている機能です。どの FLOW で実際の画面を見られるかを併記しています。
| 機能 | 内容 | 画面 |
|---|---|---|
| 案件(搬入・回収) | 顧客・現場・作業日・時間指定(指定なし・午前・午後・時間帯・時刻)・商品 × 数量。登録すると点数・重量・床面積・作業時間・必要人数を計算し、 車格ごとに1台に載るかを表示します。搬入の案件から回収の案件をボタン1つで作成できます | FLOW 03 |
| 積載の計算 | 商品ごとの幅・奥行・高さ・重量・段積みできる段数・重ねたときに増える高さ・横に寝かせられるかから、荷台の高さまで段積みした列の床面積を計算。 荷台の床(× 積載効率)・荷台の高さ・最大積載量の3つで判定し、搬入を降ろしてから回収を積む順も追って確かめます | FLOW 02 / 付録 |
| 自動配車 | 配車日ごとに全体を作り直すか、追加・変更分だけ組み換えるかを選べます。時間指定・現場の受入時間・作業時間・車格制限・パワーゲート・必要人数・ 乗務員の休み・車両の整備を守り、1台で複数の便(拠点へ戻って積み直す)も組みます。組めなかった案件は理由つきで未配車に残ります | FLOW 01 |
| 急な追加・変更 | 配車を組んだ日に案件を登録・変更すると、登録した瞬間に既存の便へ差し込みます(配車設定で止めることもできます)。 組み換えでは変わった案件と、その前後(どの便の何番目から何番目へ)を記録します。確定した便は動かしません | FLOW 03 / 04 |
| 配車表・配車ボード | 配車表(1日 × 車両 × 6〜20時)に未配車の案件と理由・直近で変わった案件を表示。配車ボード(車両 × 日付)では案件を別の車両へドラッグすると、 その車両の便のいちばん良い位置へ載せ直し、載らない・車格制限を破る移動はその場で理由を表示して元へ戻します | FLOW 01 / 05 |
| 便 | 車両・乗務員・出発と帰着の予定・訪問件数・走行距離・いちばん積んだときの床と重量の割合・積付の判定と警告。 訪問順を直すと到着予定を計算し直し、案件を一覧から足すとその便のいちばん良い位置へ載せます。「確定する」「出発」「完了」「この便を中止する」 | FLOW 02 |
| ルート図・積付図 | ルート図(拠点と訪問先を順に結んだ図と、Google マップの経路を開くリンク)。積付図(荷台を上から見た配置。最後に降ろす現場の荷ほど奥へ置く)と積む順・置く場所の表 | FLOW 02 |
| 帳票 | 運行指示書(訪問順・到着予定・現場の注意・作業の記入欄)・積込指示書(倉庫で揃える商品と積む順)。ブラウザから印刷します | FLOW 02 |
| 記録と実績 | 配車計画の記録(いつ・誰が・どの方式で組み、何件が変わったか)・月次の配車実績(日ごとの案件・便・使った車両・走行距離・床の埋まり方) | FLOW 01 |
| 基本情報 | 商品(寸法・段積み・作業時間)・車両(車格・荷台の内寸・最大積載量・パワーゲート)・現場(緯度経度・受入時間・進入できる最大の車格・注意事項)・顧客・乗務員・ 休み・整備・拠点・車格・配車設定(道路係数・速度・積載効率など)・区間距離(実測値で上書き)・自社情報 | 付録 |
ご利用環境について。 パソコンのブラウザ(Windows の Google Chrome・Microsoft Edge)でご利用いただけます。専用ソフトの追加インストールは不要です。 クラウド・社内サーバのどちらにも置けます。距離はシステムの中で計算するので、外部の地図サービスとの契約は不要です(ルートを地図で見るときだけ Google マップを開きます)。
2026/10/02(金)を例にします。この日は案件 52 件(搬入 33・回収 19)が登録済みで、まだ配車を組んでいません。
ログインすると、最初に配車日の一覧が表示されます。1行 = 1日です。
各日について、案件の数(搬入・回収)・未配車の数・便の数・使った車両の台数・走行距離・床の埋まり方・要確認の便の数と、配車の状況(未作成・計画・確定)が表示されます。
まだ組んでいないので、配車表の車両はすべて「空き」で、案件はすべて未配車に並んでいます。
52 件のうち 51 件を 14 台・22 便に組みました(処理 0.3 秒)。 車両ごとに、訪問順と到着予定が配車表に表示されます。
後回しにすると行き場が無くなる案件(時間指定が厳しい・大きい・使える車両が限られる)から順に、使う台数・走行・待ち時間がいちばん少なくなる便と位置を決めます。 組み終えたら1件ずつ別の位置へ移して走行を縮め、最後に便ごとの積付図を作って、荷台に収まることを確かめます。
組めなかった案件 1 件は、理由つきで未配車に並びます(例: 時間指定の時間帯に空いている車両が無い / 現場の車格制限に合う車両に載らない / 1台に載らないので案件を分ける)。拠点を変えれば組めるときは、そのことも表示されます。
案件ごとに新たに配車 / 別の車両へ / 時刻が変わった / 未配車の区分と、変更前・変更後(便・順番・到着予定)・理由が表示されます。いつ・誰が・どの方式で組んだかは「配車計画の記録」に残ります。
人が操作したのは日を開いてボタンをクリックすることだけです。便・訪問順・到着予定・積付は、案件と基本情報からシステムが決めました。 確かめたら「この日の配車を確定する」をクリックします(確定した便は、組み換えで動かしません)。
2026/10/01(木)の 東2L-01(乗務員 佐野 浩二さん)の 1 便目を例にします。 搬入 3 件・回収 1 件の 4 か所を回る便です。
便は、車両1台が拠点を出てから戻るまでです。便の一覧から開きます。
出発 08:27 → 帰着 14:22、走行 58.9 km(目安)。いちばん積んだときの床 89.9%・重量 17.3%、積付図の判定は「OK」です。 上のフローは便のステータス(計画 → 確定 → 出発 → 完了)です。
各訪問について、時間指定・到着・作業の時間帯・待ち・遅れ・点数・積んだあとの床の割合が表示されます。 並びを直して「更新」をクリックすると、到着予定を計算し直します(時間指定に遅れる並びは警告、荷台に収まらない並びは登録できません)。上の欄からは、この日の未配車の案件を選んでいちばん良い位置へ足せます。
拠点から訪問先を順に結んだ図と、訪問ごとの到着・作業・前の訪問先からの距離です。「Google マップで経路を開く」をクリックすると、同じ順の経路が地図で表示されます。
荷台を上から見た図です。色 = 降ろす現場(丸数字 = 訪問順)。最後に降ろす現場の荷ほど奥に置くので、訪問順に扉側から取り出せます。 列の中は同じ商品を段積みし(× 個数)、下の表に積む順・積高・置く場所(奥から・左から何 m)が並びます。回収で積む荷は、帰りに積む分として別に表示されます。
どちらもブラウザの印刷で紙にします。
乗務員に渡す1枚です。訪問順に搬入か回収か・到着予定・現場の住所と搬入条件・担当者と電話・時間指定・作業予定・商品と数量が並び、受領サインの欄が付いています。
倉庫で積み込むときの1枚です。積付図と、奥から積む順・置く場所、回収で帰りに積む荷が載っています。
当日は便の「出発」「完了」をクリックすると、実績の時刻が記録され、載せた案件のステータスも一緒に進みます。
2026/10/01(木)は配車を組み終えています。そのあとに急な追加と、時間指定・数量の変更がありました。
追加の案件と、変更で便に載らなくなった案件が、ほかの残りと合わせて未配車 7 件として並んでいます。
いまの便を残したまま、未配車の案件を載せ直しました。56 件のうち 50 件が便に載り、未配車は 6 件です。 下の「直近の自動配車・組み換えで便が変わった案件」に、どの案件がどの便の何番目に載ったかが表示されます。
組み換えは便をまたぐ移動が少なくなるように組みます。確定した便は動かしません(動かしてよいときは「組み換えで確定済みの便も動かす」を 1 にします)。
変わった案件 12 件が、新たに配車 / 時刻が変わった(ずれの分)/ 未配車(理由)で並びます。ドライバー・倉庫へ連絡すべき便がここで分かります。
配車を組んだ日の案件は、登録した瞬間に既存の便のいちばん無理のない位置へ差し込まれます。組み換えのボタンをクリックする必要はありません。
顧客と拠点は、登録すると現場から入力されます。受入時間・進入できる最大の車格も現場のものを使います。
勝どき 庁舎 改修 仮設事務所、2026/10/01、時間帯 10:00〜12:00。
205 品目の中から、コード・名前・分類で絞り込んで複数をまとめて選べます。数量は選んだあとに明細で入力します。
平机 W1200×D700 ホワイト ×4・オフィスチェア 肘なし ブルー ×4・スチール書庫 上置き 引違い W880 ×1・ホワイトボード 脚付き W1800 ×1。点数 10・重量 210 kg・床 4.75 ㎡・作業 62 分が計算され、 その場で 東2L-03 の 1 便目・1 番目(到着予定 10:00)へ差し込まれました。ステータスは「配車済」です。
この案件だけで車格ごとに1台に載るか(床・高さ・重量)が表示されます。受付の時点で「2t には載らない」などが分かります。
差し込める便が無いときは未配車に残り、理由が配車表に表示されます。差し込みを止めて、組み換えのボタンだけで直す運用にもできます(配車設定)。
2026/10/01、埼2t-01が故障で使えなくなりました。この車両の 1 便目には 4 件の案件が載っています。
便が「中止」になり、載っていた 4 件の案件は未配車へ戻ります。
戻った案件が未配車に並んでいます。
中止した便の 4 件のうち 4 件が 2 台の車両(埼2L-02・埼2t-03)の便に載り直しました。 この車両のこの日のほかの便も、ほどいて別の車両へ移します(その日はもう使いません)。 変わった案件は、変更前と変更後の便・順番つきで表示されます。
点検・車検・修理で使えない日が先に分かっているときは、休み・整備に登録しておくと、自動配車はその車両を使いません。乗務員の休みも同じです。
自動で組んだ配車を、配車担当の判断で直すときの画面です。行 = 車両、列 = 日付、1つの四角 = 1件の案件です。
配車を組んだ日の案件が、車両ごとに並びます。四角の文字は、搬入(搬)か回収(回)か・時間指定・現場です。色は案件のステータスです。
王子 試験会場の回収を、荷台の高さが 1,300mm の 1t バンへドラッグしました。荷台の高さに収まらない商品があるので、理由を表示して元の車両へ戻ります。 車格制限・床・重量・パワーゲートも同じように確かめます。
神田 イベントホールの搬入を 東4t-01 へドラッグしました。東4t-01 の 1 便目・1 番目(到着予定 08:29)に載り、到着予定も計算し直されています。
「未配車」の行へドラッグすると、便から外して配車保留にします(自動の差し込み・組み換えで戻りません)。 訪問の順番まで自分で決めたいときは、便の訪問タブで並びを直します(FLOW 02)。
サンプルデータは商品 205 品目・車両 22 台・乗務員 26 名・拠点 2 か所・顧客 14 社・現場 64 か所です。
積載の計算のもとになる情報です。商品ごとに幅・奥行・高さ・重量と、段積みできるか・最大段数・重ねたときに増える高さ (スタッキングチェアのように重ねると 1 脚ぶんより低く積めるもの)・横に寝かせられるか・設置と回収の作業時間を登録します。
スタッキングチェア ブラックは 幅 530 × 奥行 560 × 高さ 800 mm、最大 10 段、1 脚重ねるごとに 90 mm 高くなります。 「積み方の目安」タブに、車格ごとに何段まで積めるかと、この商品だけなら1台に何個積めるか(目安)が表示されます。
車格・荷台の内寸(長さ・幅・高さ)・最大積載量・パワーゲート・乗れる人数・所属拠点・主乗務員。
住所・緯度経度(Google マップの座標をそのまま貼り付けられます)・受入時間・進入できる最大の車格・搬入の条件・注意事項。
距離は2点の直線距離に道路係数を掛けた目安で、速度は近距離と遠距離で分けて設定します。よく走る区間は区間距離に実測の距離と時間を登録すると、そちらを使います。 荷台の床をどこまで使うか(積載効率)・2便目の前の積み直しの時間・午前と午後の区切り・稼働時間・組み換えで別の車両へ移す重み・自動の差し込みを行うかも、ここで変えられます。