荷主から預かった商品の入荷 → 保管 → 出荷を、1つのデータで管理する物流センター向けのシステムです。
紙・PDF・Excel で届く納品書や出荷依頼は AI が読み取り、登録済みの商品と突き合わせて入荷予定・出庫指示にします。
現場ではスマホで商品のバーコードを読んで検品し、指示に無い商品や多すぎる数はその場で止めます。全行を読み終えた出庫指示は出庫可能になり、事務所でまとめて出庫します。
出荷の見込みと必要な人数・よく出る商品の置き場所の見直し・倉庫在庫管理システム(WMS)との在庫の突き合わせも、同じ画面で確かめられます。
事務所の打ち込み・照合と、現場の目視の検品を、AI とバーコードに置き換えます。
納品書・入荷予定表・出荷依頼書を添付して「AIで読む」をクリックします。様式は問いません(FAX をスキャンした PDF・Excel・スマホの写真)。 AI が品番・JAN・品名・数量・ロット・賞味期限を読み取り、登録済みの商品と突き合わせて明細を作ります。「ケース」「cs」の数量はケース入数を掛けてバラの数にします。 品名の書き方が違う行は、AI が候補の中から商品を選び、紫の「AI提案」で示します。 サンプルの納品書 6 行は約 27 秒で読み終わり、5 行が一致・1 行が AI の提案でした。
→ FLOW 01・02 で書類を読みます現場はスマホのカメラ(またはハンディスキャナ)で商品のバーコードを読みます。指示に無い商品・指示より多い数・登録されていないバーコードは、赤い表示と振動で止めます。 ケースのバーコードは入数ぶん数えます。行の数を読み終えるとスキャン済み(✓)になり、全行が ✓ になった出庫指示は出庫可能に進みます。 入荷の検品も同じ画面で行います。
→ FLOW 03 でスマホの検品を見ます出庫指示を確定すると、在庫を賞味期限の早い順(または入庫の古い順)に引き当てます。荷主ごとの出荷できる残りの日数を割るロットは使いません。 足りないときは引き当てず、どの商品が何個足りないかを表示します。 ピッキングリストは棚の順に並び、指示番号のバーコードを読むとスマホで同じ指示が開きます。出庫可能になった指示は、事務所でまとめて出庫します。
→ FLOW 04 で一括出庫します過去の出荷から14 日先までの出庫の行数と必要な人数を計算します(サンプルで過去 28 日を確かめると、外れ方の平均は 13%。直前 7 日の平均をそのまま使うと 63.1%)。 よく出る商品が出口から遠い棚にあれば、近くの空き棚を提案します。作業者ごとの検品の件数と止めた誤りも集計します。 WMS とは CSV でやり取りし、WMS の在庫を取り込むと数の違う商品だけを並べます。
→ FLOW 05・06 で見ます青は人が操作するところ・橙の点線はシステムが自動で行うところです。伝票の状態(ステータス)は、操作と検品の進み具合から自動で進みます。
本システムが標準で備えている機能です。どの FLOW で実際の画面を見られるかを併記しています。
| 機能 | 内容 | 画面 |
|---|---|---|
| 入庫(入荷予定) | 荷主・仕入先・入荷予定日・先方の伝票番号と、明細(商品・予定の数・ロット・賞味期限・入庫する棚)。作り方は書類を AI で読む / 手入力 / CSV の取込の3つ。 状態は 新規 → 確認待ち → 入荷待ち → 検品中 → 検品済み → 入庫済み。入荷検品表(伝票番号のバーコード付き)を印刷できます | FLOW 01 |
| AI 読取 | PDF・画像・Excel・Word・CSV の書類から、品番・JAN・品名・規格・数量・単位・ロット・賞味期限と、伝票番号・日付・取引先・届け先を読み取ります。 JAN → 品番 → 品名の順に商品と突き合わせ、当たらない行は似た名前の候補から AI が選びます(紫で表示)。読み取りのメモ(読めなかった箇所)も残ります | FLOW 01 / 02 |
| 出庫指示 | 荷主・出荷先(名前・住所・電話)・出荷予定日・配送方法・注文番号と、明細(商品・指示の数)。確定すると在庫を引き当て(賞味期限の早い順 / 入庫の古い順・出荷できる残りの日数・使える棚だけ)、 足りなければ引き当てずに不足の内訳を表示します。ピッキングリスト(棚の順・指示番号のバーコード)を印刷できます | FLOW 02 |
| スマホ検品 | スマホのブラウザで開く検品の画面(アプリのインストールは不要)。カメラ・ハンディスキャナ・手入力で読み、指示に無い商品・多すぎる数・未登録のバーコードを止めます。 ケースのバーコードは入数ぶん、数の入力もできます。行ごとのやり直し。入荷の検品も同じ画面です。読んだ記録は検品ログに残ります | FLOW 03 |
| 一括出庫 | 出荷予定日と荷主で出庫可能の指示を並べ、チェックした指示をまとめて出庫します(在庫を引き落とし、受払台帳に記録)。1件ずつ結果が残ります。1件だけの出庫もできます | FLOW 04 |
| 在庫 | 荷主・商品・棚・ロット・賞味期限・入庫日ごとの在庫数・引当中・引き当てられる数。期限切れ・期限間近・動きの無い在庫の注意。商品別の在庫・受払台帳・在庫の移動と数の調整(棚卸の差) | FLOW 05 |
| 分析・予測 | 出荷予測と必要人数(14日先まで)・予測の当たり具合・ABC 分析と置き場所の見直しの提案・作業者ごとの作業実績(読んだ回数・止めた誤り)・荷主ごとの作業件数(請求の基礎)・AI 読取の効果 | FLOW 05 |
| WMS 連携 | CSV の取込(商品・入荷予定・出荷依頼・WMS の在庫。貼り付け → 検査 → 取込)・CSV の出力(入庫実績・出庫実績・在庫)・WMS の在庫との突き合わせ(数の違う商品だけ) | FLOW 06 |
| 基本情報 | 荷主(引当の決まり・出荷できる残りの日数)・商品(JAN・ケースのバーコード・入数・賞味期限の管理・JAN の無い商品のラベル)・取引先・ロケーション(棚の順・出口からの距離・棚のラベル)・倉庫・配送方法・作業の標準 | 付録 |
ご利用環境について。 事務所はパソコンのブラウザ(Windows の Microsoft Edge・Google Chrome)、現場はスマホ(Android・iPhone)のブラウザでご利用いただけます。専用ソフトのインストールは不要です。 業務用のハンディスキャナも、そのまま入力に使えます。クラウド・社内サーバのどちらにも置けます。AI 読取には外部の生成 AI サービスを利用します。
仕入先から届いた納品書(FAX をスキャンした PDF)を AI で読み取り、入荷予定にして在庫に計上するまでを通します。
確かめを待つ入庫(確認待ち)と、入荷を待つ入庫が並びます。状態は色で表示されます。
新しい入庫の画面が開きます。上の帯が入庫の状態(新規 → 確認待ち → 入荷待ち → 検品中 → 検品済み → 入庫済み)です。
荷主の一覧から「さくら食品株式会社」を選びます。仕入先・伝票番号・明細は、このあと AI が書類から読み取ります。
入庫番号 IN2610020057 が付きます。
品番のある行・JAN だけの行・品番も JAN も無く品名だけの行が混ざり、数量の単位も「ケース」「cs」「本」とばらばらです。
「ファイル選択」をクリックするか、ファイルをドロップします。PDF・Excel・写真など、様式は問いません。
約 27 秒で読み終わり、状態が「確認待ち」に進みます(右上の ↻ で読み直すと表示されます)。
仕入先「東和飲料株式会社」・伝票番号 TW-261002-0517・入荷予定日も書類から読み取りました。 明細 6 行のうち 5 行が一致(緑)、1 行が AI の提案(紫)です。
書類の「さくら緑茶 500ml 20 ケース」は、ケース入数 24 を掛けて 480 にしました。 品番も JAN も書かれていない「ヤマナミ天然水 500ミリ」は、名前の似た商品の中から AI が「やまなみ天然水 500ml」を選びました(紫 = 人が確かめる)。 ロット・賞味期限も書類から読み取りました(棚が空の行は、入庫確定のときに商品の標準の棚へ入庫します)。
下の「AI の読み取り」に、書類の様式・読めなかった箇所・判断したことのメモが残ります。 登録されていない商品の行は赤(未登録)で残ります。商品を登録してから、明細の「商品」の欄で選び直します(手で選び直した行は「確認済」になります)。
紫の行の商品を確かめてから確定します。状態が「入荷待ち」に進み、現場のスマホの入荷の一覧に並びます。
伝票番号のバーコードと、品番・JAN・予定の数・ロット・賞味期限・入庫する棚が並びます。ブラウザの印刷で紙にできます。
スマホのブラウザで検品の画面を開きます(アプリのインストールは不要)。入荷検品表のバーコードを読むと、その入庫が直接開きます。
予定より多い数は止めます(先方の誤りとして事務所で予定を直します)。足りないまま終えるときは「入荷検品を終える」をクリックします。 スマホを使わない現場では、明細の「入荷(数えた数)」に数を入力して保存しても同じです。
事務所の画面にも、数えた数と「済」が表示されています。
状態が「入庫済み」に進み、入庫日 2026/10/02 が記録されました。数えた 1,332 個を、棚・ロット・賞味期限ごとに在庫に計上します。
在庫が動くたびに 1 行ずつ記録されます。入庫・出庫・移動・調整のどれで、いくつ増減したかを後から辿れます。
事務所で入力したのは荷主だけです。仕入先・伝票番号・明細・数量は書類から読み取り、現場の数はスマホで読んだ数をそのまま使いました。
荷主からメールで届いた出荷依頼(Excel)を、出庫指示にして在庫を引き当てるまでです。手入力・CSV の取込でも作れます。
確かめを待つ指示・まだ確定していない指示・在庫が足りない指示が並びます。
荷主に「ベイサイド通販株式会社」を選び、「登録」をクリックします。出荷先と明細は AI が読み取ります。
届いた出荷依頼(Excel)を添付しました。約 14 秒で読み終わり、「確認待ち」に進みます。
出荷先「大野 様」・住所・電話・配送方法(宅配便)・注文番号 EC1002-8841 と、明細 4 行(合計 5 個)を読み取りました。 書類の「ヤマト宅急便」は、登録してある配送方法の言葉にそろえます。
状態が「ピッキング待ち」に進み、明細ごとに引き当てた数と棚が表示されます。現場のスマホの出庫の一覧に並びます。
同じ荷主・同じ商品の在庫から、通常の棚(入荷の仮置き・保留・出荷待機の棚は使わない)にあり、荷主ごとの出荷できる残りの日数を割らないロットを選び、 賞味期限の早い順(期限を管理しない荷主は入庫の古い順)に引き当てます。1 行でも足りなければ何も引き当てません(現場に半端な指示を出さない)。
棚の順に、棚・品番・商品名・ロット・賞味期限・数が並びます。指示番号のバーコードをスマホで読むと、この指示が開きます。
在庫が足りない指示は「引当不足」になり、どの商品が何個足りないかが表示されます(下は ベイサイド通販 の OT2610023678)。入荷のあと「もう一度引き当てる」をクリックします。
出荷先の住所・電話・配送方法と明細は書類から読み取り、引き当てる棚とロットはシステムが決めました。
FLOW 02 の出庫指示 OT2610023686 を、現場がスマホで検品します。全行がスキャン済みになると、出庫指示は自動で「出庫可能」に進みます。
止めるのは指示に無い商品・指示より多い数・登録されていないバーコードの 3 つです。行をタップすると、数の入力とその行のやり直しができます。 業務用のハンディスキャナは、入力欄にそのまま読ませれば動きます。
状態が「出庫可能」に進み、明細の行ごとにスキャンした数と ✓、検品した人と時刻が表示されます。
読んだ 1 回ずつ(いつ・誰が・何を読み・どう判定したか)が残ります。止めた誤り(指示に無い商品)も記録され、作業実績(FLOW 05)で数えます。
出庫可能にするボタンはありません。全行を読み終えたことだけが、出庫できる条件です。
運送会社へ渡す前に、出庫可能になった指示をまとめて出庫します。在庫はこのときに引き落とされます。
全行のスキャンを終えた出庫指示が 4 件並んでいます(FLOW 03 の OT2610023686 を含む)。
出荷予定日(この日まで)と荷主(空 = 全荷主)を決めて登録します。
出庫可能の指示 4 件が並びました。今回は出さない指示は「対象」のチェックを外します。
4 件を出庫しました。1 件ずつ結果が残ります(出せなかった指示は理由が残り、ほかの指示は出庫されます)。
状態が「出庫済み」に進み、出庫の日時 2026/10/02 00:40 が記録されました。引き当てていた在庫が引き落とされ、受払台帳に記録されます。
1 件だけ急いで出すときは、出庫指示の画面の「この指示だけ出庫する」をクリックします。出庫済みの指示は変更・取消できません(送り状番号だけ後から入力できます)。
入庫・出庫・検品の記録から、毎日の在庫の注意と、人と置き場所の計画に使う数字を表示します。
荷主・商品・棚・ロット・賞味期限・入庫日ごとの在庫数・引当中・引き当てられる数です。期限切れ(赤)・期限間近(オレンジ)・動きの無い在庫(紫)に注意が付きます。
注意の付いた在庫だけを並べます(サンプルでは 4 行)。期限間近(既定 30 日)・動きの無い在庫(既定 60 日)の日数は「作業の標準」で決めます。
荷主ごとに、14 日先までの出庫の行数・入荷の行数と、必要な人数を表示します。明日(10/03(土))は出庫 78 行・入荷 10 行で、1 人です。
予測 = 同じ曜日の直近 8 週の平均 × 最近 4 週の伸び(週の数は「作業の標準」で変えられます)。すでに登録してある出庫指示の行が予測より多い日は、指示の行数を使います。 必要な人数 = (出庫の行 × 1 行あたりのピッキング時間 + 入荷の行 × 1 行あたりの入荷時間)÷ 1 人の実働時間。どちらの時間も「作業の標準」で決めます。
過去 28 日のそれぞれを、その前日までの記録で予測して実績と比べます。外れ方の平均は 13%(直前 7 日の平均をそのまま使うと 63.1%)。
直近 90 日の出庫の行数で、荷主ごとに商品を A(上位 80%)・B(〜95%)・C に分けます。
よく出る(A)のに出口から遠い半分の棚にある商品に、同じ倉庫・温度帯の近い空き棚を提案します。サンプルでは 9 件、全部動かすと1 日あたり約 728 m 歩く距離が減る見込みです。 動かすかどうかは人が決め、「在庫を移動・調整する」で動かします。
日ごと・作業者ごとの読んだ回数・数えた数・伝票の数・止めた誤り・時間あたりの件数です。直近 30 日でスマホが止めた誤りは 134 回でした。
月ごと・荷主ごとの入庫と出庫の件数・行数・数量と、月末の在庫数です。荷主への請求の基礎に使えます。
日ごとに、AI で読んだ書類と行の数・自動で商品に当たった行・人が選び直した行です。
どれも毎日の入庫・出庫・検品の記録から計算するので、集計のための入力はありません。
お使いの倉庫在庫管理システム(WMS)とは CSV でやり取りします。月末の在庫の照合は、取り込むだけで数の違う商品だけが並びます。
取込の種類に「WMS在庫」を選び、WMS から出した在庫の CSV(20 行)を貼り付けて登録します。種類はほかに商品・入荷予定・出荷依頼があります。
検査で 1 行ずつ、荷主と商品が登録されているかを確かめます。エラーが 0 件なら取り込めます。
荷主・商品ごとに本システムの在庫数と WMS の数が違うものだけを並べます(6 件)。
右上の「CSV」をクリックすると、表示している実績をファイルで保存します。入庫実績・在庫も同じです。列の並びは WMS の取込の様式に合わせます。
WMS が API を持っていれば、CSV の代わりに直接つなぐこともできます(製品を伺ってから決めます)。
荷主・荷主の品番・商品名・規格・単位・ケース入数・温度帯・賞味期限を管理するか・標準の棚。「バーコード」タブに JAN とケースのバーコード(入数)を登録します。
JAN の無い商品は、商品コードのバーコードを印刷して貼ります(「商品ラベル」タブ)。
引き当ての順(賞味期限の早い順 / 入庫の古い順)と、出荷できる残りの日数(これより期限の近いロットは引き当てない)を荷主ごとに決めます。
倉庫・エリア・温度帯・区分(通常 / 入荷の仮置き / 保留 / 出荷待機)・ピッキングの順・出口からの距離(置き場所の提案に使う)。棚に貼るラベルを印刷できます。