配車依頼の受付から便の運行実績までをシステムで一元的に扱います。
配車依頼を1件起こして希望する車両を添え、1件の依頼に必要な台数ぶんの便を立て、
出発と帰着を記録します。
本書は、1件の依頼が起票から運行完了まで通る様子を実機の画面で順に追います。
届いた依頼書やメール・チャットの本文をAIに読み取らせることもでき、
AI活用については付録で扱います。
このシステムが主に扱うのは「配車依頼」と「配車=便」の2つです。
もし1件の依頼に2台必要なら便は2件立ちます(1 : N)。
便は依頼番号も保持しているので、依頼からも便からも相互にたどれます。
配車依頼の内容確認・配車確定ができるのは
「配車権限」グループに属するユーザーだけです。
それ以外のユーザーには、同じ依頼を開いても配車セクションと回答コメントが操作できない状態で
表示されます。
配車ステータス、運行ステータスを視覚的なフローで確認できます。
同じ色づかいが配車ボードの帯にも使われ、
黄=まだ回答していない依頼 / 緑=確定した便 / オレンジ=運行中 / グレー=完了で表示されます。
依頼が立ったとき・配車がついたときに通知が届き、 状態が動いたら操作ログに残ります。 どちらもシステムが自動で記録するものです。
配車を頼む側の流れです。配車ボードで日付×車両の埋まり具合を確認して、依頼を1件起こします。
運行希望日・集荷先・荷卸先・物量サマリを依頼情報タブに入力し、
希望する車両を選んでから「依頼を確定する」で配車担当へ回します。
※ 依頼書のファイルやメール・チャットの本文があればAIに読み取らせることもできます(付録)。
まずログインします。ここではその日その車両が空いているかを、どこで確認するかを追います。
ユーザーIDとパスワードでログインすると、最初に配車ボードが表示されます。
上に上部メニュー、左にサイドメニューが並び、ここから各画面へ移動します。
縦に運行日、横に車両が並び、その日その車両に割り当てられた予定が帯で表示されます。帯の色は
黄=まだ回答していない依頼 / 緑=確定した便 / オレンジ=運行中 / グレー=完了です。
帯のない枠が、その日その車両の空きです。
帯をクリックすると、その伝票が表示されます。 黄の帯は配車依頼、色のついた帯は配車(便)が開きます。
上部メニューの「配車依頼」を開きます。ここでは新しい依頼を1件起こして、配車担当へ回すまでを追います。
上部メニューの「配車依頼」をクリックします。
まだ配車が決まっていない依頼が一覧で確認できます。依頼番号・配車ステータスに続いて、 依頼者と依頼日・運行希望日と時間帯・集荷先と荷卸先が2段で並び、 物量サマリ・助手・便数・割当車両まで1行で読めます。
サイドメニューの「配車依頼を新規登録」から新しい依頼を作ります。
一覧は【全て】【未確認・調整中】【自分の依頼】の3つに分かれていて、
「自分の依頼」には自分が起票した依頼だけが表示されます。
まっさらな配車依頼が表示されます。画面のいちばん上に、この伝票のフローが表示されます
(下書き → 未確認 → 調整中 → 確定 → 完了)。新規登録画面を開いた直後は「下書き」です。
下書きのあいだは配車ボードに表示されず、配車担当への通知も行われません。
運行希望日・時間帯・希望時刻、集荷先(取りに行く先)と荷卸先(持って行く先)を住所とあわせて入力します。
時間帯は午前・午後・終日・夜間・時間指定から選択します。
手積み・手降ろしで人手が要るときは助手を要するにチェックを付け、
助手の人数(何人ほしいか)を入力します。
「車両を選んで希望配車に追加(複数可)」をクリックすると車両の一覧が表示されます。
各車両について、運行希望日にその車両が配車されている数(配車件数)と
その車両が配車希望されている数(配車希望件数)が表示されます。
車両ID・車両番号・車両名・車両区分での絞り込みが可能です。
この依頼には2台を選び、「選択した 2 件を追加」をクリックします。
選んだ2台が希望配車に並びます。ここは依頼者が希望を伝える欄で、 配車担当が別の車両を割り当てても何を希望したかは残ります。
書き終えたら、画面のいちばん上にある「依頼を確定する」をクリックします。
依頼番号が採番され、依頼と希望配車が同時に保存されて、 配車ステータスが「未確認」へ進みます。
この依頼が配車ボードに黄の帯で表示されるようになります。
未確認へ進むと、配車担当あてに通知が1件届きます。件名に
依頼番号・運行希望日・集荷先が入るので、開かなくても何の依頼か分かります。
宛先は個人ではなく「配車担当」で、配車権限を持つユーザーが受け取ります。
下書きのあいだは通知が届きません。
誰がいつ何をしたかは、状態が動くたびに操作ログへ1行ずつ残ります。
ここまでで「配車依頼を起票(下書き)」と「配車ステータス 下書き → 未確認」の
2行が記録されました。
操作者はどちらも起票した依頼者です。一覧の見かたはFLOW 04で扱います。
配車を決める側の流れです。依頼を「内容確認済み」にして調整中へ進め、
希望された車両をそのまま反映するか、運行希望日の空き状況を確認しながら車両を選び直します。
「配車を確定する」をクリックすると、選んだ車両の台数ぶんの便が立ち、依頼者へ回答が届きます。
※ 内容確認・配車確定ができるのは「配車権限」グループに属するユーザーだけです。
受け付けた依頼を開きます。ここでは依頼が調整中へ進むまでを追います。
通知、または配車ボードの黄の帯から依頼を開きます。 運行希望日・集荷先・荷卸先・物量サマリに加えて、依頼者が希望した車両も確認できます。
配車ステータスが「調整中」へ進みます。
調整中になると、同じ画面に「配車」セクションが表示されます。ここでは1件の依頼から便が生まれる流れを追います。
依頼の下に配車セクションが表示されます。ここに車両を並べてから確定します。
依頼者が希望した車両が、そのまま配車リストへ追加されます。希望配車のほうは書き換わりません。
希望と違う車両にするときは「車両を選んで配車に追加(複数可)」をクリックします。
各車両について、運行希望日にその車両が配車されている数(配車件数)と、
まだ回答していない依頼から希望されている数(配車希望件数)が表示されます。
車両ID・車両番号・車両名・車両区分での絞り込みが可能です。
同じ車両を重ねて割り当てていないかを、この画面で確認できます。
車両がそろったら、配車セクションのいちばん上にある「配車を確定する」をクリックします。
選んだ台数ぶんの配車画面が自動で表示されます。
1件の依頼から便が2件生まれました(HS2609190001 / HS2609190002)。運行日・時間帯・出発予定時刻・車両・乗務員と、 元になった依頼番号 HN2609190004・物量サマリ・依頼内容が入力された状態です。運行ステータスは「予定」です。
依頼へ戻ると「回答」セクションに、回答日と回答者が記録されています。 依頼者へ返す言葉は回答コメントに入力します。
配車ボードに戻ると、2026/09/24 の2台の枠に緑の帯が2件立っています。 黄だった帯が緑に変わることで、回答が済んだ依頼が一目で分かります。
配車が確定すると、今度は依頼者あてに通知が届きます。通知は便1本につき1件なので、
2台で確定したこの依頼では2件届きます。
件名にどの車両で行くかが入るので、依頼者は開かなくても割り当てられた車両が分かります。
確定した瞬間に、操作ログへ4行記録されました。
便の作成が2行、「配車ステータス 調整中 → 確定」、
そして回答コメントを添えた「回答」です。
操作者はいずれも配車担当です。起票からここまでが、1件の依頼の履歴として1本につながります。
立った便を実際に走らせる流れです。出発と帰着をクリックするだけで運行ステータスが進み、
運行実績に出発日時・帰着日時が残ります。配車ボードの帯の色も同時に変わります。
その日に走る便は、サイドメニューの「本日の配車」や「自分の運行【今日・明日】」からも開けます。
車両が出発したら記録します。ここではクリックした瞬間に何が記録されるかを追います。
配車画面で「出発を記録する」をクリックします。
運行ステータスが「運行中」へ進みます。
運行実績の出発日時にクリックした日時が入力されます。配車ボードの帯もオレンジに変わります。
車両が帰ってきたら記録します。ここでは便が完了するまでを追います。
運行中の便には「帰着を記録する」が表示されます。
運行ステータスが「完了」へ進みます。
運行実績の帰着日時にクリックした日時が入力されます。配車ボードの帯はグレーに変わり、 この依頼の便がすべて完了すると依頼も「完了」へ進みます。
1件の依頼から立った2便は、依頼の配車リストと便の配車依頼番号の両方に残ります。 どちらの画面からでも、ボタン1つで相手側を開けます。
ここまでの操作は、通知と操作ログとしてシステムが記録しています。
通知は相手に知らせるためのもの、操作ログは後からたどるためのものです。
届いた知らせを確認します。ここでは通知から伝票へたどるまでを追います。
自分あての未読がサイドメニューと上部メニューにオレンジの数字で表示されます。
通知は2つの場面で届きます。①配車依頼が立ったときは配車担当あて、
②配車(便)が立ったときは依頼者あてです。
一覧は【自分宛て】と【全て】があり、
「開封」をクリックすると対象の伝票が表示され、同時にその通知が既読になります。
伝票の履歴を確認します。ここでは1件の依頼がたどった道のりを追います。
状態が動いたときに1行ずつ記録されます。起票・内容確認・回答・便の作成・出発・帰着が、
発生日時・操作・種別・対象id・操作者・内容で並びます。
対象idをクリックすると、その伝票が表示されます。
操作ログはシステムが記録するもので、画面から書き足すことも、消すこともできません。
FLOW 01 の STEP 2 で入力した依頼情報は、受け取った依頼文をAIに読み取らせて入力することもできます。
メールやチャットの本文をそのまま貼り付ける方法と、依頼書のファイルを添付する方法があり、
どちらか一方でも、両方あわせてでも使えます。
ここから先の流れ(内容確認済み → 配車を確定する → 出発 → 帰着)は本編と同じです。
起票した依頼に、受け取った文面を貼り付けます。ここでは読み取った内容が依頼情報へ入力されるまでを追います。
依頼文を貼り付ける欄と、依頼書のファイルを添付する欄が並んでいます。 ファイルはPDF・Excel・画像など様々なファイルが使えます。
メールやチャットの本文を、そのまま貼り付けます。整った書式である必要はありません。
明細解析ステータスが「明細解析中」になります。貼り付けた本文は同時に保存されます。
読み取りが終わると「明細解析完了」になり、「解析結果」タブが表示されます。
運行希望日・時間帯・希望時刻・集荷先・荷卸先・助手・物量サマリ・依頼内容が読み取られています。
違っているところはこの画面で直せます。
そのまま「この解析結果で確定」をクリックします。
読み取った内容が依頼情報へ入力されました。
運行希望日 2026/09/25 午前 12:00まで、集荷先 あさひ食品 松戸工場(住所も本文から読み取ります)、
荷卸先 葛南リサイクルセンター、物量サマリ 合計 約1,700kg、
依頼内容 12時までに搬出完了希望 までが入力され、「解析結果」タブは表示されなくなります。
署名や引用された過去のやり取りは読み取りの対象になりません。